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うつ病の原因について調べる【神経伝達物質であるセロトニンが減少】

現代病であるこころの病気

看護師

病気の特徴や薬

精神疾患であるうつ病は誰にでもかかる病気の一つで、気分障害とも言われています。うつ病を発症する年齢は子供から高齢者まで幅広く、男性・女性ともにかかる病気です。症状の特徴については、心身のエネルギーが低下することによって物事に対して意欲がわかず、関心が持てなくなります。そして疲れが残ることや不安を常に感じるなど様々な症状があらわれてきます。このような症状は精神症状で、身体にあらわれる症状では睡眠障害や食欲の減退、頭痛など多彩にあるのもポイントです。このような症状を引き起こす原因には、ストレスや環境の変化、体の病気などいつくかの要因が重なることで発症することが多くなっています。とくに、現在ではストレス社会とも呼ばれ、仕事や家族、金銭面から健康面などが原因でうつ病を起こす割合が高くなっているのも事実です。女性の場合では、ホルモンの分泌が不安定な点や出産、育児など男性にはない要因によってうつ病を発症しやすくなっています。中年代から老年代にかけては、更年期障害や孤独感、嫁姑問題などの原因も多いため、常に注意を怠らないようにしましょう。うつ病を治すには専門の医療機関で診療を受け、適切な方法で治療を受けるのが得策です。医療機関では精神科や心療内科で診療を行われており、症状を緩和するために抗うつ剤を処方してくれます。抗うつ剤は、うつ病の原因となっている脳内の神経伝達物質のモノアミンが減少することで症状を引き起こすため、このモノアミンの量を調整し脳内バランスを整える作用があります。他にも不安や落ち込みを伝達するセロトニンや、意欲もしくは気力の低下を伝達するノルアドレナリン、楽しみを衰えさせるドーパミンのバランスが崩れることが原因で、うつ病が発症するのも確かです。これらの神経伝達物質を調整し、症状を軽減するために用いるのが抗うつ剤で、医師の判断によって数ある薬の中から処方箋が決まります。症状を改善するには容易ではないうつ病ですが、抗うつ剤を使うことによって精神が安定するとともに気分も取り戻し、食欲や睡眠、体のトラブルなどを少しずつ改善していく薬です。使用するには医師からの適切な診療を受けてから治療に励みましょう。